Beyond the Coworking
By 伊藤富雄 Follow | Public

Beyond the Coworking
これからのコワーキングを考える
〜コワーキングと◯◯を掛け算しよう〜

日本にコワーキングがはじまったのは、2010年5月15日、ここ神戸からです。それから、すでに7年が経ちました。

当初は、主にフリーランサーの仕事の場であり、仕事仲間をみつけ、勉強会を開き、共に活動するコミュニティとしてスタートしましたが、その7年のあいだに日本中でコワーキングスペースが300〜400箇所に増えるに連れ、その果たす役割もずいぶん多様性を帯びるようになってきています。

はっきり言えるのは、単にフリーランサーやスタートアップが仕事をするだけではなく、コワーキングと◯◯(なにか)を掛け算することで、ローカルエコノミーを駆動するエンジンとなり、市民生活の拠点にもなり、あらゆる連携を実現するハブにもなり得る、いわばその地域の活動にさまざまな効果をもたらすインフラになってきている、ということです。

ここでいう活動とは、必ずしもビジネスに限りません。その人ならではの地域活動や、研究活動、あるいは他地域のコワーカーやコワーキングとのコラボレーション、あるいは県外や海外から流入するリモートワーカーの受け入れなど、コワーキングがただ単に個人の仕事場であるフェーズからすでに次のフェーズに移行している今、コワーキングにできることはたくさんあり、すでに各地のコワーキングでは着実に成果を上げています。

その認識に立って、「Beyond the Coworking」と銘打ち、これからのコワーキングが「コトを起こす」「人をつなぐ」場として、ハブとして、インフラとして機能する際に、さてどういう役割を担うのか、を探り以後の運営に役立てることとします。